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色を操る

色を操る

滋賀県大津市で作陶されている馬場匠さん。

4年程前からお付き合いさせて頂いており、

仕入れの際は毎回工房まで訪問して直接選んでいます。

 

物静かな方ですが、中身はとても熱い方です。

作家であり研究者。

緻密な計算をして原料を僅かな違いで操り

自身でオリジナルの調合をし釉薬を作っておられます。

調合した釉薬はペットボトルに入れ、

依頼があればすぐに対応できるように細かく分けて置かれています。

 

何度もテストを繰り返し、サンプルをダンボールに貼り付けて保管されています。

圧倒的な色の種類は、正直選びきれません。(現在1万6千色超えてるんだとか)

 

 

DE OJALに置いている器の中では一番シンプルな形をしています。

色使いでは一番突き抜けてるかも。

馬場さんの作品は色が本当に面白い。

個人的には繊細でシンプルな形と変態的な色使いの組み合わせがとても気に入っています。

 

どこにもない独自の色。

青だけでもどれだけ種類があるだろうか。

同じ青系でも調合によって質感も変わってきます。

中にはまるで金属のような。

 

色をじっくり見て、触って質感も愉しんで頂きたいです。

 

 

繊細なモノ作りをされてるので女性と間違えられる事が多いですが

男性の作家ですよ。

 

 

 

ブルーグリーン

 

ブルーグレー

 

グリーン

 

インディゴ

 

ブラック

 

グレー

 

パープル

 

グレー×ブラック