熊本県天草市で活動する金澤宏紀さんが表現する器の取り扱いが始まります。

 

宏紀さんの生まれは天草。

1845年創業の老舗窯元「丸尾焼」の次男として生まれます。

ご家族がほとんど陶芸家で丸尾焼の経営もご家族みんなで協力して営んでおられます。

 

天草は、「天草陶石」が採れる事で有名で

丸尾焼でも陶石を用いた磁器も多く作られています。

佐賀の焼き物「有田焼」も磁器なので同じ陶石です。

 

宏紀さんが表現する器には、美しさと力強さを感じます。

薄く挽かれた器、大胆に面取りされた器、そしてテクスチャー。

男心くすぐられる作品ばかりです。

 

金彩、銀彩、プラチナ彩など焼成後に塗り再度焼く器もあれば

独自の調合による金属系釉薬で表現された器もあります。

 

個人的には金属系釉薬のテクスチャーがとても好みだったので

今回多めに仕入れさせて頂きました。

 

生き物の肌の様な独特な表情をしていますので

是非実物をご覧頂き、触れてみて下さい。